中古車の個人売買 (LA留学生日記より)

アメリカに来てから数え切れないほどの書類にサインをしてきたけれど、それも契約社会・訴訟社会ならではの習慣かもしれない。

きょうは日本人の友人が中古車を買うのにつきあった。ロサンゼルス在住の日本人によるコミュニティーサイト「びびなび」から友人が見つけてきたもので、現地に長いこと住んでいる日本人が中古車を3,200ドルで売りに出していた。

さっそく現地で試乗させてもらったところ特に問題なかったので、友人はすぐにそのクルマの購入を決めた。すると出品者が複数枚の文書へサインを求めてきた。文書には、売買成立時刻以降に生じた問題については運輸局への登記時期の如何に関わらず新しい所有者が全責任を負うとあって、いっさいの苦情は受け付けないという文言も含まれていた。

その友人は売買契約が成立した時に受け取った自動車登録証を運輸局へ持参して自分で名義変更する必要があるという。

きょうはその友人の誕生日だったので、買ったばかりのクルマでリトルトーキョーへ行って、大量のビールを飲んで焼き肉を食べた。

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バンコク留学生日記の筆者。タイ国立チュラロンコーン大学文学部のタイ語集中講座、インテンシブタイ・プログラムを修了(2003年)。同大学の大学院で東南アジア学を専攻。文学修士(2006年)。現在は機械メーカーで労働組合の執行委員長を務めるかたわら、海外拠点向けの輸出貿易を担当。