酒タバコ購入時の身分証明 (LA留学生日記より)

アメリカでは飲酒や喫煙が法的に許可される年齢が州ごとに定められており、カリフォルニア州では21歳未満のアルコール類やタバコの購入が禁止されている。購入者の外見から判断できないときには政府機関が発行している顔写真付きの身分証明書で年齢を確認することが販売店に義務付けられている。

年齢確認に使用できる身分証明書は、アメリカ各州が発行している運転免許証のほか、州発行の身分証、州兵身分証やパスポートなどに限られており、日本の運輸省が発行している国際運転免許証は使えない。

日本に比べると非常に厳格に運用されているようで、僕の場合は100%の確率で身分証の提示を求められている。友人によると、他民族の年齢を外見から推定するのは困難で、特にアジア系は実年齢より若く見られることが多いという。先日、一緒にビールを買いに行った31歳のタイ人も身分証の提示を求められていたのには正直驚いた。

詳細については大型食品スーパーのレジの横に掲示されている。

夜、テンプル市の吉野家へ行って友人たちと2.69ドルの牛丼並盛を食べてから、北ストーンマン通りにあるシェアハウスの僕の部屋で朝まで酒を飲んだ。今回は沖縄の飲酒習慣に則って瓶ビールを回し飲みした。もちろん今晩も酒屋で身分証の提示を求められた。

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バンコク留学生日記の筆者。タイ国立チュラロンコーン大学文学部のタイ語集中講座、インテンシブタイ・プログラムを修了(2003年)。同大学の大学院で東南アジア学を専攻。文学修士(2006年)。現在は機械メーカーで労働組合の執行委員長を務めるかたわら、海外拠点向けの輸出貿易を担当。