倹約型LA留学生活の一例 (LA留学生日記より)

語学学校の台湾人クラスメイトによると、台湾における平均的な大卒初任給は800ドル程度という。この水準は日本人(1,700ドル程度)およそ半分で、タイ人(300米ドル程度)のおよそ3倍にあたる。

きょうは台湾人クラスメイトのひとりが本帰国するため、台湾人クラスメイトの家にそれぞれ料理を持ち寄ってクラスメイト8人(日本人3、台湾人3、韓国人2)で送別会をした。

語学学校の台湾人留学生は、アメリカ在住の知人や友人の家に滞在していることが多く、住居や食事に関する出費がない。大きな家なら個室がもらえるそうだけど、ワンルームマンションのような部屋だと一角にバリケードを築いて私的なスペースをなんとか確保している。

きょう、バリケードを築いて住んでいるほうの台湾人クラスメイトに食事を作って欲しいと依頼したところ一食3.50ドルで引き受けてもらえたが、これでは吉野家の牛丼並盛(2.91ドル)より高くついてしまうため辞退した。

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バンコク留学生日記の筆者。タイ国立チュラロンコーン大学文学部のタイ語集中講座、インテンシブタイ・プログラムを修了(2003年)。同大学の大学院で東南アジア学を専攻。文学修士(2006年)。現在は機械メーカーで労働組合の執行委員長を務めるかたわら、海外拠点向けの輸出貿易を担当。