ここでも自賠責保険への加入は義務づけられているけれど、登録車の25%が無保険と言われており、カリフォルニア州の人口の37%が移民一世のため経済力がないこともあって、相手の責任割合が100%の場合でも補償を受けられない可能性がある。そのため相手に代わって補償してくれる「無保険者保険」という保険商品もある。
州当局も一応の対策はとっており、年1回の乗用車登録更新時に自賠責保険証の提示を義務付けている。
いま乗っているクルマの乗用車登録が8月8日に更新時期となっていたため、登録更新時に必要な自賠責保険証を手に入れるためタイ人の同居人たちにモントレーパーク市にある華僑系の保険会社へ連れて行ってもらった。プランを選んでクルマの購入日や走行距離のほか購入時の価格を伝えるだけで保険に加入することでき、片言の英語でも問題はない。
今回加入した自動車保険は年間648ドルの掛金で、それぞれ対人ひとりにつき15,000ドルかつ一件につき30,000ドルまで、対物一件につき5,000ドルまで補償される内容となっている。
こんな補償内容では人身事故を起こしたときに十分な補償ができない。本当に大丈夫だろうか。
なお契約期限より前に解約した場合は、掛け金が日割りで計算されて余剰分が返還されるという。