アメリカ人は日本文化全般について誤解しているようで、米のまわりに海苔さえ巻いておけば何でも寿司になると思っている節があり、カニかまやアボカドのまわりに酢飯を巻いてさらにその外側にとびこをまぶした「カリフォルニア巻」まで創作している。
そんなアメリカ人が握った寿司がまともであるはずがないと思っていたけれど、「スペイン巻」など日本では知られていないような現地オリジナルの寿司がいくつもあってなかなか美味しい。しかしロサンゼルス近郊の寿司バーはどこも強気の価格設定をしており、鮮魚の仕入価格が日本より割高なのは仕方ないとしても、日本の回転寿司以下のクオリティーのマグロ2貫が5.99ドル(約600円)もするのはあまりにも高すぎる。
きょうは毎週金曜日恒例のホームパーティーがあって、日本で寿司を握っていた友人が「本物の寿司」を13人分も振舞ってくた。ひさしぶりに本物の日本食にありつけた。