自動車保険の解約と自動車の売却 (LA留学生日記より)

今月末にバンコクにある大学院の授業料の納入期限が迫っているため、それまでにロサンゼルスからの撤退を完了させて、バンコクでの新しい生活をすぐ始められるように準備しておく必要がある。そこでロサンゼルスから引き上げる前に済ませておくことをリストアップして、さっそく手間がかかりそうなものから順に片付けていくことにした。

最初に手を付けたのは自動車強制保険の解約で、保険代理店へ行って書類にサインするだけで済んだ。所要時間は3分だった。

つぎに自動車の売却をするつもりだったけれど、きのうの聖書翻訳会兼夕食会でアメリカ人の友人に聞いてみたところ、とんでもない問題が浮上した。

「はぁ?ピンクスリップがない?まったく話にもならないね。それじゃ、クルマ売れないよ。どうせならピンクスリップが届くまでアメリカにいたら?」

ピンクスリップとは州の運輸局が発行する車輌所有権証書のことで、通常なら購入後3ヶ月以内に郵送されるはずなのに、先日運輸局に問い合わせたところ住所不明のため返送され再発行にはあと2ヶ月かかるという。

クルマの売却については仕方ないのでシェアハウスの同居人たちに委ねることにした。

夜、ロサンゼルスで親しくしている友人達が新しく契約した部屋で、午前5時まで酒を飲み続けた。

ABOUTこの記事をかいた人

バンコク留学生日記の筆者。タイ国立チュラロンコーン大学文学部のタイ語集中講座、インテンシブタイ・プログラムを修了(2003年)。同大学の大学院で東南アジア学を専攻。文学修士(2006年)。現在は機械メーカーで労働組合の執行委員長を務めるかたわら、海外拠点向けの輸出貿易を担当。