海外別送品の到着

けさ、ヤマト運輸に日本からの輸送を依頼していた「海外別送便」が届いた。

海外別送品の輸送には通常7-10日かかると言われているけれど、10月21日から24日の日程で開催されていたアジア太平洋経済協力会議(APEC)の影響で通関手続が大幅に遅れ、発送18日後の今日になってようやく荷物が届いた。

前回は輸送途中にデスクトップパソコンとスピーカーが破壊されたけれど、今回はCDケース1箱が犠牲になるだけで済んだ。このサービスは壊れやすいものを運ぶのにはとことん向いていない。

ところで、このサービスを利用すると別途「手数料」がかかる。ヤマト運輸の現地法人に電話で問い合わせてみたところ、これはタイの税関職員に対して支払われる賄賂で、賄賂の支払いを拒むと全品検査を受けて厳格に計算された輸入関税を突きつけられるという。今回の「手数料」は段ボール2箱(約50kg)で手数料1,280バーツ、前回は段ボール3箱(約75kg)で3,000バーツぐらいだった。

タイへ荷物を運ぶときには、できるだけ受託手荷物(飛行機に乗るときにチェックインカウンターで預ける荷物)として自力で運びたい。そのほうが気楽だし安上がりだ。

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バンコク留学生日記の筆者。タイ国立チュラロンコーン大学文学部のタイ語集中講座、インテンシブタイ・プログラムを修了(2003年)。同大学の大学院で東南アジア学を専攻。文学修士(2006年)。現在は機械メーカーで労働組合の執行委員長を務めるかたわら、海外拠点向けの輸出貿易を担当。