プリンターのインク切れ

日本市場向けの電気製品をタイで使うためには、ラーチャダムリ通りにある伊勢丹へ行って変圧器を買えばいいし(2001年11月9日参照)、電圧の違うコンセントに差し込んで壊してしまったら日系の電気店へ行って直してもらえばいい(2003年10月22日参照)。

では、日本から持ち込んだプリンターのトナーが切れてしまったらどうすればいいのか。

日本市場向けの電気製品がタイで故障すると面倒だ。タイに補修部品がなかったり、製造元がタイに進出していないなど、さまざまな問題に直面する。電気製品の仕様はそれぞれの市場の特性に合わせて変更されており、たとえば東南アジア市場向けのテレビには機能限定版の廉価品が多い。タイで走っている三菱ランサーも日本とはまったく違う安っぽい姿になり果てている。

きょうはパンティッププラザ5階の IT 用品量販店 IT City へ行って、日本から持ってきたキヤノン製レーザープリンター LBP-350 のドラム付きトナーを買った。絶対ないと思っていたけれど、なんと2,280バーツで売られていた。

どうやら、パソコン関連の部品なら入手は難しくないようだ。

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バンコク留学生日記の筆者。タイ国立チュラロンコーン大学文学部のタイ語集中講座、インテンシブタイ・プログラムを修了(2003年)。同大学の大学院で東南アジア学を専攻。文学修士(2006年)。現在は機械メーカーで労働組合の執行委員長を務めるかたわら、海外拠点向けの輸出貿易を担当。