きょうはカンボジア文芸省主催、タイ外務省協賛のカンボジア舞踊「アプサラ」(留学生日記2004年4月23日参照)がヂュラーロンゴーン大学の講堂で公演された。入場料は学生が50バーツ、部外者が100バーツだった。ヂュラーロンゴーン大の学部生のほかにも、大学のバスに乗ったラーチャパット高等教育機関スワンドゥスィット校やトゥラギットバンディット大学の学部生たちが大挙して押しかけてきていた。
東南アジア舞台演劇論の履修生は、今回の公演を見て、タイ舞踊とカンボジア舞踊の相違点をA4用紙5枚程度にまとめて提出するよう担当の講師から指示を受けている。しかし、どう考えても答えが出そうになかったから、タイ舞踊を研究しているタイ研究科の学生に相談を持ちかけたところ、「ああ、なんかちょっとカンジが違うかなってカンジ」といった頼りない答えが返ってきた。僕のような古典舞踊にまったく興味も関心もない日本人が、専門家たちが血眼になって答えを探し求めているようなテーマについて書けるはずがない。
その後、バンコク中心部にある制服街「ボーナンサー」で、友人たちと明日実行する計画のプロジェクトに必要となる小道具を買いそろえた。5人分で1,800バーツだった。