サームヤーン市場食堂

サームヤーン市場周辺の界隈はヂュラーロンゴーン大学のもうひとつの学生街で、市場の北西にはヂュラーロンゴーン大学が管理運営している学生寮「プワングチョンプー寮」があり、その周囲にも民間が経営している学生向けのアパート(家賃5,000~6,000バーツ)がたくさんある。

ロックフェラー財団から返済不要の奨学金を受けて東南アジア研究科に在籍している学生たちは、そこから少し離れたヂュラーロンゴーン6街路にある大学が運営している「スックスィットニウェート国際学生寮」に住んでいるが、薄暗くて暮らしにくいことから評判はすこぶる悪い。家賃は外国人用の個室が月々7,000バーツ、タイ人用の3人部屋が半年あたり約8,000バーツ。

20040805-2ヂュラーロンゴーン大学には、帰宅前にサームヤーン市場に寄って夕食をとる学生も多い。市場の2階部分にあるため値段が安く、その上、美味しくて量も多い。今晩、クラスメイトが注文した「肉と豚肉と鶏肉のステーキ」(フレンチフライ&サラダ付き)は、これだけ贅沢な内容なのにたったの90バーツだった。市内のレストランなら400バーツはするバリュー商品だ。僕も少しだけつまんでみたところ、肉の質も悪くないし、タレの味付けには好感が持てた。

雨の中、友人たちをアパートまで送り届けてから帰宅した。

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バンコク留学生日記の筆者。タイ国立チュラロンコーン大学文学部のタイ語集中講座、インテンシブタイ・プログラムを修了(2003年)。同大学の大学院で東南アジア学を専攻。文学修士(2006年)。現在は機械メーカーで労働組合の執行委員長を務めるかたわら、海外拠点向けの輸出貿易を担当。