プッタモントン 仏教博物館

きょうはタイ研究科の講座「タイ史博物館論」に出席した。正午に文学部前で集合して、ワゴン車2台に分乗し、西に約40kmの地点にあるプッタモントン仏教公園へ出かけた。

プッタモントン พุทธมณฑล は西暦の1957年(仏教暦2500年)、プッタガーン(仏教信仰がブッダの死後5000年続くという伝承)の半分が経過したことを記念してナコーンパトム県に造営された仏教公園で、陸軍元帥ピブーン・ソンクラーム政権期の1955年に造営事業が始まり、内政問題などでたびたび中断されたが、陸軍大将グリアンサック・チャナナン政権期の1978年に再開された。2,500ライ(約4平方キロメートル)の敷地には、仏教会議所、仏教博物館、石碑展示場などを備えている。現在でもさまざまな事業がプッタモントンファーイカラーワート補完委員会によって行われている。

この公園のシンボルは、広大な庭園の中央部にそびえ立っている、高さ15.895メートルの巨大な観音菩薩像だ。スィラパーゴーン大学教授のシン・ピーラスィーが設計したスコータイ様式の青銅像で、国王から「プラスィーサーガヤタットポンラナーン・プラターンプッタモントンスタット」という名が下賜されている。

夕方、大学に戻っていつもの自習仲間たちと中央図書館に籠ってタームペーパーを書き続けた。

2 件のコメント

  • タイには20年以上前から夫婦で毎年旅行をしています。
    今年もその予定であり、仏教博物館には訪れてみたいと思っています。

    妻の仕事は仏教関係に従事しており著名な日本の僧侶に、私も逢う事があったりします。

    仏教博物館は、どのあたりにあるのでしょうか?

  • タイには20年以上前から夫婦で毎年旅行をしています。
    今年もその予定であり、仏教博物館には訪れてみたいと思っています。

    妻の仕事は仏教関係に従事しており著名な日本の僧侶に、私も逢う事があったりします。

    仏教博物館は、どのあたりにあるのでしょうか?

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    バンコク留学生日記の筆者。タイ国立チュラロンコーン大学文学部のタイ語集中講座、インテンシブタイ・プログラムを修了(2003年)。同大学の大学院で東南アジア学を専攻。文学修士(2006年)。現在は機械メーカーで労働組合の執行委員長を務めるかたわら、海外拠点向けの輸出貿易を担当。