長電話生活

大学が休みに入ってからというもの、毎晩のように長電話ばかりしている。チアングマイに滞在していた5日間では携帯電話のプリペイドカードを数え切れないほど使い切った。スクンウィット13街路にある住まい Sukhumvit Suite 17階の自室にいれば固定電話が使え、たった3バーツの通話料金で時間無制限で話し続けることができるため、自然と1回あたりの通話時間も長くなる。エーンとの同棲生活をやめてからすでに1年半が経過し、日常生活におけるタイ語やタイ関連の情報力が著しく低下していることもあって、それを補うために勉強の一環として毎晩の長電話を習慣にしている。

思い返してみれば、タイ語を勉強していた頃は電話口でタイ語を話すたびに「本当に通じているだろうか」と不安になっていたものだが、最近ではそんなこともまったく気にならなくなった。自分でビザを注文したり、インターネットのサービスプロバイダに照会の電話をかけたりするたびに、今回の留学の成果を実感している。

(みんな本当に電話が大好きなんだなあ)

そう思いながら、今晩も友人たちと4時間10分も長電話してしまった。

きょうは部屋でだらけてしまうことを避けるために、スクンウィット5街路にある Starbucks Coffee へ行ってこのホームページの掲示板(ブログ化した2005年に廃止しています)を更新してから、自室に戻って友人たちと電話をした。

ABOUTこの記事をかいた人

バンコク留学生日記の筆者。タイ国立チュラロンコーン大学文学部のタイ語集中講座、インテンシブタイ・プログラムを修了(2003年)。同大学の大学院で東南アジア学を専攻。文学修士(2006年)。現在は機械メーカーで労働組合の執行委員長を務めるかたわら、海外拠点向けの輸出貿易を担当。