午後10時5分、スーンウィヂャイ1街路にあるグルングテープ病院で、友人が診療報酬明細書を見て言った。内訳は、▽診察料400バーツ、▽看護婦料150バーツ、▽処方薬代金2,570バーツの合計3,120バーツだった。海外旅行傷害保険のキャッシュレス・メディカルサービスを利用した。処方薬の代金はおおむね市価の5倍ぐらいだったが、診察料はスクンウィット3街路にあるバムルングラート病院の3分の1程度と良心的だった。
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タイでエイズと性感染症の検査を受けてみた
ここのところ、喉に妙な違和感がある。先日、とある友人の日本人が性感染症を治療したところ、喉の違和感もなくなって快適に過ごせるようになったと話していたから、もしかしたら自分も感染症に罹っているのではないかと思い、念のために私立セントルイス病院へ行って、血液検査を受けてみることにした。
サミティウェート病院
スクンウィット49街路にあるスクンウィット・サミティウェート病院は、数多くの専門医を揃えており、バンコクの日本人社会ではグルングテープ病院やバムルングラート病院とならぶバンコク随一の高級私立病院して知られている。1979年に設立され、1999年にはタイ保健省、ユニセフ、世界保健機関から「母子保険病院」の指定を受けた。
海外旅行傷害保険に加入していれば24時間行ける医療機関
夜、タウィーワッタナー区のウッタヤーン通り沿いにあるドイツ風の屋外型レストラン「バーンナームキアングディン」へ行って友人たち5人と夕食をとっていたところ、バンコク在住の日本人のあいだで人気がある「バンコク病院」で働いている看護婦から、診察を受けるように勧められた。
バンコク都医務局附属中央病院
公務員の家族はタダ同然で延命治療が受けられるという。バンコク都医務局附属中央病院(グラーング病院)は、ポームプラーイ区の下町に古くからある近代的な総合病院で、ベッド数は404床。ここでは、医師94人、看護師413人、歯科医8人、薬剤師9人が働いている。
「市民療養病院」
平均的な高卒タイ人労働者の月給にも匹敵するようなバカ高い医療費を支払える市民なんてどこにいるのか。そんな笑えないジョークを考えながら、病院のエントランス前でホテルのような制服を着ている警備員が交通整理をしている様子を眺めていた。
日本人が行くタイ人向け国立大学付属総合病院
初診の手続方法について一般外来受付で聞いてみると、受付の看護婦がナチュラルスピードのタイ語で説明してくれた。ゆっくり話してくれないし、英語か日本語かも選ばせてくれなかった。外国人に不慣れな、いかにもタイ人向け医療機関の看護婦だった。
歯科治療の相場
歯科医師は治療方針の説明もないまま右上歯茎に注射針を差し込んで、日本人通訳に「何色の歯がいいか聞いて」と指示した。あまりの展開の早さと治療費の高さに半ば投げやりな気分になって、たった1,000バーツの違いならと、銀歯ではなく白い歯を注文した。
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