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バンコク都医務局附属中央病院

公務員の家族はタダ同然で延命治療が受けられるという。バンコク都医務局附属中央病院(グラーング病院)は、ポームプラーイ区の下町に古くからある近代的な総合病院で、ベッド数は404床。ここでは、医師94人、看護師413人、歯科医8人、薬剤師9人が働いている。

「市民療養病院」

平均的な高卒タイ人労働者の月給にも匹敵するようなバカ高い医療費を支払える市民なんてどこにいるのか。そんな笑えないジョークを考えながら、病院のエントランス前でホテルのような制服を着ている警備員が交通整理をしている様子を眺めていた。

日本人が行くタイ人向け国立大学付属総合病院

初診の手続方法について一般外来受付で聞いてみると、受付の看護婦がナチュラルスピードのタイ語で説明してくれた。ゆっくり話してくれないし、英語か日本語かも選ばせてくれなかった。外国人に不慣れな、いかにもタイ人向け医療機関の看護婦だった。

歯科「恵歯会」

国民健康保険を適用したときの費用に比べれば割高だけど、ここでは少ない通院回数で日本以上の治療をしてもらうことができる。タイは発展途上国だが医療面でも遅れていると決めつけるのは正しくない。

歯科治療の相場

歯科医師は治療方針の説明もないまま右上歯茎に注射針を差し込んで、日本人通訳に「何色の歯がいいか聞いて」と指示した。あまりの展開の早さと治療費の高さに半ば投げやりな気分になって、たった1,000バーツの違いならと、銀歯ではなく白い歯を注文した。

抜けた銀歯の治療

Siam Center にある Siam Center Dental Clinic で取れた銀歯に少しだけ細工をして付け直してもらった。所要時間約15分で、料金は350バーツだった。

銀歯が取れた!!

外れた銀歯を持って Siam Center 4階にある Siam Center Dental Clinic へ行った。歯医者の受付で費用について聞いてみたところ「おそらく500バーツ未満」と話していた。海外旅行傷害保険では歯科はカバーされていないため全額自費となるが1,500円で治療を受けられるなら高くはない。

タイの運転免許証と海外旅行傷害保険の保険証券を手に入れた

午後、近所にあるクリニックへ行って健康診断証明書を発行してもらった。診察はわずか40秒間で、診察料は30バーツだった。その後、ヂャトゥヂャックにあるバンコク第5運輸局へ行って、日本の国際運転免許証をタイの運転免許証に切り替える手続をした。

バンコク・クリスティアン病院の眼科へ行って診察を受けた

昼の休診時間が終わり、名前を呼ばれて眼科の診察室へ入ったところ、眼球だけを動かして上を見るように、タイ人の医師から日本語で指示を受けた。その後も眼球をグリグリと動かしてコンタクトレンズを探してもらったが、診断はただのものもらいだった。 หายไปแล้ว(ハーイパイレーオ:なくなった)と話していたので、どうやらコンタクトレンズはどこかへ行ってしまったようだ。