ノートは、サッカーの試合中に頭をゴールポストにぶつけて頭蓋骨を骨折し、「何か重要なこと」を忘れてしまった。脳の後遺症について詳しい検査をするために、恋人のヌン、義妹のメー、メーの婚約者のヌムと病院へ行ったところ、医者から身近な人が世話をすれば早く思い出せるようになるかもしれないとアドバイスを受けた。
タイ映画「12月32日」

ノートは、サッカーの試合中に頭をゴールポストにぶつけて頭蓋骨を骨折し、「何か重要なこと」を忘れてしまった。脳の後遺症について詳しい検査をするために、恋人のヌン、義妹のメー、メーの婚約者のヌムと病院へ行ったところ、医者から身近な人が世話をすれば早く思い出せるようになるかもしれないとアドバイスを受けた。
ドゥー(ヂーヂャー=ヤーニン・ウィサミッタナン)は、これまで愛とは無縁な人生を歩んできた。父に死なれ、母に捨てられ、彼氏はいま目の前で浮気を働いている真っ最中だった。演奏が終わるや否や、ドラムのスティックを放り投げて殴りかかったところ、騒動の責任を問われてパブのバンドから解雇されてしまった。翌日、自棄酒を飲みながら街中をフラついていたところ、突然、ローンコーンの刺客たちにさらわれそうになった。
「ソムやんソムワング」の続編にあたるこの作品では、タイ映画にありがちな展開が繰り広げられる。設定は、ソムとソムワングが田舎を捨てて上京し、生活のために夫が(演歌歌手だが)出稼ぎ労働を始めるというもの。地方の出身者たちは、都会へ染まっていく過程において性格や価値観が変わってしまい、次第に人生や家庭のありようをも変化させてしまう。
午後7時50分に起床して、ペッブリー1街路にあるホテル Bangkok City Inn で朝食をとった。午後1時15分、タイタナカーン銀行で中小企業向けの有担保ローンの営業をしている友人がクルマで迎えに来て、一路ピッサヌローク県を目指して北上していたところ、チャイナート県の付近にさしかかったあたりで、友人がピヂットに立ち寄ろうとしきりに駄々をこね始めた。
午後5時半、クローングチョンプラターン通りにあるパブ Simm Bar で、日本人の友人2人組が女の子パワーを全開してフロア責任者に掛け合い、ステージ正面の1列目にテーブルを増設させ、午後8時までに来ると約束して一旦ホテルへ戻った。午後7時58分、ふたたび Simm Bar へ行き、その後、チアングマイ在住の日本人大学院生や現地で事業を営んでいる日本人たちが合流した。
この作品は、著名なお笑い芸人たちを多数起用することで観客のウケを狙っているようだが、これまでに使い古されてきた古典的なギャグをテンコ盛りにしているだけで、まったく新鮮味が欠けていた。唯一、目を見張ったのは、山間の村落で中世のような生活を送ってきた3馬鹿トリオが、近代都市のバンコクに出てきてテンパりまくるというタイムスリップ的な設定ぐらいだった。
午前零時半、ついに Endorphine コンサートが始まった。ステージの前では予約客たちがひしめいていたが、友人がビール瓶を片手に猛烈な突進を見せてくれたおかげで、かなり良い位置から鑑賞することができた。ボーカルのダーは、自分たちの持ち歌を織り交ぜながらも、ここ数年のあいだに流行ったほかのアーチストたちの持ち歌を次々と披露していった。しかも、オリジナルより全然上手い。もし、 Thai Pops Best 10 by Da Endrophine という CD が発売されたら絶対に即買いする。今晩は歌の神様を見た。
午後8時半、スクンウィット13街路にある住まい Sukhumvit Suite 17階の自室で友人が言った。ここのところ、チャンネル3で放送されているシリーズ全17回のテレビドラマ นางบาป(ナーングバープ:悪行婦人)が友人たちのあいだで流行っている。
午後10時50分、スクンウィット13街路にある住まい Sukhumvit Suite 17階の自室で、テレビのチャンネルを替えていたところ、スピーカーからベッドがギシギシ鳴る音と、ものすごくセクシーな女性の声が聞こえてきた。何事かと思い、チャンネルを止めて画面を眺めてみると、コードレス電話機を持っている女性がベッドの上で飛び跳ねている画面が映っていた。
タイスキチェーン MK のテレビ CM は、タイの広告業界における大衆宣伝の傑作と言われている。第1弾(2002年)の「トゥングルークトゥングタオ(討論番組トゥングルークトゥングコンのパロディー)では、司会者ソーラユットの役を演じている子供が「子供の野菜嫌いに効果がある」と謳い、その後タイ人のあいだで広まった健康志向の牽引役となった。
午後8時すぎ、高架電車のエーガマイ駅前にある映画館 Major Cineplex で友人と合流し、エスカレーターをダッシュで駆け上って、窓口へ行ってチケット(120バーツ)を購入した。第2映写室で本編が開始する前に流される予告編を眺めながら、友人がきょうの映画について簡単に説明してくれた。
タイ映画「プアンサニット」は、アピチャート・ニティットナピチョンスティンの小説 Dear Dakanda が原作のロマンス・コメディーで、2003年にタイで大ヒットしたタイ映画「フェーンチャン」のコングリット・トリーウィモンが監督を務めている。映画のタイトルにもなっている「プアンサニット」とは、親友という意味のタイ語だ。
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