CATEGORY タイポップス

人気歌手のコンサートを見にチアングマイへ行って朝まで酒を飲んだ

午後5時半、クローングチョンプラターン通りにあるパブ Simm Bar で、日本人の友人2人組が女の子パワーを全開してフロア責任者に掛け合い、ステージ正面の1列目にテーブルを増設させ、午後8時までに来ると約束して一旦ホテルへ戻った。午後7時58分、ふたたび Simm Bar へ行き、その後、チアングマイ在住の日本人大学院生や現地で事業を営んでいる日本人たちが合流した。

タイの人気バンド「エンドロフィン」のライブを見に行った

午前零時半、ついに Endorphine コンサートが始まった。ステージの前では予約客たちがひしめいていたが、友人がビール瓶を片手に猛烈な突進を見せてくれたおかげで、かなり良い位置から鑑賞することができた。ボーカルのダーは、自分たちの持ち歌を織り交ぜながらも、ここ数年のあいだに流行ったほかのアーチストたちの持ち歌を次々と披露していった。しかも、オリジナルより全然上手い。もし、 Thai Pops Best 10 by Da Endrophine という CD が発売されたら絶対に即買いする。今晩は歌の神様を見た。

MK の呪文

タイスキチェーン MK のテレビ CM は、タイの広告業界における大衆宣伝の傑作と言われている。第1弾(2002年)の「トゥングルークトゥングタオ(討論番組トゥングルークトゥングコンのパロディー)では、司会者ソーラユットの役を演じている子供が「子供の野菜嫌いに効果がある」と謳い、その後タイ人のあいだで広まった健康志向の牽引役となった。

失恋に効くパブ

夜、ラッチャダーピセーク4街路にあるパブ Rad で、きょう一曲目のタイ語曲「余計なもの」が演奏されはじめると、チェートの目がギラリと光り、それから目から光が消えて放心状態となった。そして歌詞がサビの部分に入ると、いきなり気が触れたかのように大声で歌いだした。

バンコクのパブでフツウに振る舞う

今月の日記に繰り返し書いていることだが、近年登場したばかりのパブを、旧 RCA 系のディスコと同一視してしまうのは、あまりにもヤバすぎる。そこで今回は、バンコクのクラブシーンにおけるスタイルの変容について、音楽の流行の変遷をたどりながら考えてみたい。