2006年までの留学時代、僕は金持ちというほどではなかったが、主に自家用車で移動していたため、いまでもタイの公共交通機関を上手く乗りこなすことができない。やむなく友人からロットゥーと呼ばれている14人乗りの旅客バンの乗り方を教えてもらい、高架電車アヌサーワリーチャイサモンラプーム駅(戦勝記念塔駅)の前にある発着場からアユッタヤーへ向かった。運賃は60バーツだった。
CATEGORY バンコクとその近郊
タイの日本人社会について久々に考えてみる(日本帰国 その14)
タイ関連の病的なウェブサイトの例として、なにか適当なブログから引用して紹介できれば安直だし分かりやすくて良いのだが、他人のブログを勝手に転載して無用な敵を作るのは憚られるし、ちょうど友人たちのあいだで「裏バンコク留学生日記」の構想も持ち上がっていたところなので、今回はここまでの日記の内容をすべて典型的な「病的調」に書き直すカタチで紹介してみようと思う。
アンパワー水上市場とホタル狩り
午前11時、フワヒン80街路にあるホテル Crystal をチェックアウトして、市内の食堂で朝食をとっていたところ、友人に冒頭のように訊かれたが、そもそもアンパワーが何物なのか分からないことには答えようがない。タイの北部にあるメーホンソーン県パーイ郡が、一昨年あたりから観光地としてタイ人たちのあいだ人気になっているのは知っていたが、アンパワーに関しては聞いたことすらなかったので、インターネットで調べてみた。
パッタヤー南海岸の外国人向け歓楽街を3年8ヶ月ぶりに訪れてみた
いっしょに夕食をとる約束をしていた友人から午後5時4分にドタキャンの連絡があって、今晩は長電話以外にすることがなくなってしまった。そこで、お盆の長期休暇を利用してチョンブリー県のパッタヤーに滞在している友人の日本人男性に電話をかけて、外国人観光客ならではのバカンスに参加させてもらうことにした。
漢の飲み会
午前零時、サムットプラーガーン県ムアング郡のテーパーラック6丁目にある友人宅で、日系企業で働いている輸送用機器の技術者、人事担当者、国鉄職員の3人とタイ産のブランデー Regency を飲んだ。タイ人の男性が集団で酒を飲むと、たいてい性交渉や売春婦ネタなどの猥談で盛り上がる。
パッタヤーのパブで迎えた友人二十歳の誕生日
午後8時10分、地下鉄ヂャトゥヂャック公園駅附属の駐車場で別の友人たちと合流した。ラートプラーオ交差点付近の渋滞で30分ほど時間を無駄にしたが、その後は平均時速140キロで順調に走り続け、午後10時20分、バンコクから南南西に約150キロの地点にあるビーチリゾート「パッタヤー」に到着した。
ナコーンナーヨック県自然探訪の旅
タイ政府観光庁の職員によると、バンコクの北東112キロのところにあるナコーンナーヨックには、県内にふたつの観光名所があるという。ひとつは、タイ国道305号ラングスィット・オンカラック線の沿道にあるプラヂュンラヂョームグラーオ陸軍士官学校に併設されている射撃場とアスレチックコース。もうひとつは、ワングタクライの滝とクローングターダーン・ダム。このとき小雨が降っていたため、クルマのなかからでも楽しめる滝とダムへ向かうことにした。
差掛急流「ゲングヒンプーング」
昼すぎ、プラーヂーンブリー県ナーディーにある観光名所「ゲングヒンプーング」へ行って、友人たち10人とラフティングと呼ばれる急流下りを体験した。川沿いにある食堂で互いに怪我の状況について確認しあっていたところ、友人の膝にできた擦傷のほか、左足のいたるところに打撲傷を見つけた。
ペッブリー県にある離宮めぐり
午前6時、ヂュラーロンゴーン大学の文学部4号館に到着し、タイ研究科が用意した2等長距離バスに相当する42席ある観光バスに乗ってペッブリー県へ向かった。きょうのタイ文化論の講義では、タイの高級文化の素晴らしさを学ぶため(?)に、ペッブリー県にある歴代国王の離宮を見学してまわり、その建築様式や美術品からそれぞれの時代の芸術について学ぶ予定となっている。
タイの王統派史観
タイ研究科の必修講座「タイ文化論」を担当している講師は、国王の曾孫に与えられる「モムラーチャウォング」の称号を持ち、王統派史家の牙城と言われる「サヤーム協会」の会長を務めている。それだけに、「タイの伝統文化のスゴさ」をテーマとしたような講義が多く、そこから学生たちは王統派史家の歴史観を学ぶことができる。
ヂャッグリー・マハープラーサート宮殿に立て籠もる
午後、ヂャッグリー・マハープラーサート宮殿の内部にある拝謁者控室で、優雅にタイの歴代国王や王族たちの肖像画を眺めていたところ、突如、宮殿全体を滝のような大雨が襲った。
旧都トンブリーにおける水路交通
チャックプラ運河はヂャーオプラヤー川の旧本線で、スワンナキリー寺の対岸にあるバーングコークノーイ運河からパースィーヂャルーン運河経由でバーングコークヤイ運河までの全長約8kmを結んでおり、現在では用水路、水上交通路、観光資源などとして用いられている。
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