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タイ人が海外旅行に求めるもの (タイ人との香港旅行最終日)

日本人がバンコクの開放的な雰囲気に居心地の良さを感じているのと同じように、タイ人は自分たちの「あいまいな社会」をそれなりに気に入っている。ロサンゼルスに留学していた頃に同居していた友人のタイ人によると、タイ人は母国にいてもストレスを十分に発散することができるため、外国へ行くとかえってストレスが蓄積するばかりで、あまり良いことはないという。

タイ人が見た本物の中国人 (タイ人との香港旅行3日目)

階級社会のタイでは、直射日光を浴びるような仕事をしている人はヘボいとみなされている。そのため、肌の色が白い中国系のタイ人は、よほどの不細工でもない限り、いわゆるタイ族に対して必ず優位に立つことができる。ところが、どうやら漢民族であれば誰でも無条件に可愛いというわけでもないらしい。

タイ人向け土産物屋 (タイ人との香港旅行2日目)

いわゆるパッケージツアーに参加するのは約9年ぶりだったので、土産物軟禁というパッケージツアー恒例のお約束を完全に失念していた。タイ人のツアー参加者(日本人1名を含む)を乗せた観光バスは、16階建ての雑居ビルの前に停車した。バスから降りて、香港人のツアーガイドのあとに付いて歩いていくと、そのビルの1階から3階の部分に入居している外国人観光客向けの宝飾品アウトレットへ案内された。

歩道とエロ本と海外旅行 (タイ人との香港旅行1日目)

香港・彌敦道にある地下鉄佐敦站の前で、香港に到着してから友人がはじめて観光旅行らしい感想を口にした。たしかに、バンコクの主要道路とは違って、彌敦道の歩道は広くて段差も少ない。自分の足元に注意を払わなくても安心して歩くことができる歩道が、タイ人の目に新鮮なものとして映ったとしても決して不思議ではない。