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はじめてのずぶぬれ

軍務省前のサナームチャイ通りでバスに乗る金すらない乞食のように雨に打たれながら30分間も空車を探し続けた。ようやく見つけた空車のタクシーを止めて乗り込み、テレビドラマ「人生の負債」を後部座席に寝っ転がりながら眺めていたところ、日本から来ている友人たちと待ち合わせているホテル「マレーシア」に到着した。

タイ最西端 ラーチャブリー県スワンプング郡

東南アジア研究科の学生たちを乗せた兵員輸送車は、ものすごい砂埃を上げながら山間の未舗装路を走り続けた。つぎの目的地である兵営の手前でクルマから降りて、そこから急な坂を息を切らしながら登っていくと美しい景色が広がっていた。

ヂュラーロンゴーン大学歴史館

朝、タイ研究科の講座「タイ史博物館論」に出席し、1988年に工学部横の「ヂャッグラポング館」に設置されたヂュラーロンゴーン大学歴史館を見学した。館内には卒業した王族たちの記念写真をはじめ、日本の国民服に似ている第二次大戦中の制服、大学の徽章のモデルとなっているプラギアオなどが展示されている。

アユッタヤー歴史資料館

先月末にタイの国立博物館を見学したときには、タイ国内にまともな博物館は存在しないとすら思っていたが、アユッタヤーの歴史資料館は近代的な作りでタイの歴史に興味を持っている人たちの期待を裏切らない作りになっている。

ラオスの歴史とウィアングヂャン観光(ウィアングヂャン・ビザ更新旅行3日目)

このラオス人の友人は外国人向けのPub and Restaurantで働いている。今日はその仕事が休みのため、ラオス歴史資料館をはじめとするウィアングヂャン市内の観光名所を案内してもらえることになった。この友人とのコミュニケーションはもっぱらタイ語に頼っているが、今日は少しだけラオス語にも挑戦してみたい(タイ語が読める人ならギリギリなんとか読めるかも)。

高級ホテル「セーター・パレス」(ウィアングヂャン・ビザ更新旅行2日目)

このホテルは、サームセーンタイ通りから少し奥に入った静かなところにある全27室の山荘風の高級ホテルで、その外観や内装は清潔感と高級感を見事に演出している。日本政府や外郭団体の職員も月極契約で宿泊しているという。高級ホテルには付きもののプールもあり、誰に紹介しても絶対に満足してもらえるはずだ。

タイ籍自家用車のラオスへの持ち出し要件(ウィアングヂャン・ビザ更新旅行1日目)

せっかくの機会なので、入国管理官にタイで乗っているクルマをラオスへ持ち出す方法について尋ねてみた。職員たちの説明はことごとく矛盾していたが、そのなかの一人が戸棚からパンフレットを持ってきて、上長たちの話とは異なる信じるに足る話を聞かせてくれた。

パッタヤー最高のリゾートホテル「ロイヤルクリフビーチリゾート」 (友人のバンコク訪問 1日目)

今回は高校時代のクラスメイトたちとホテルRoyal Cliff Beach Resortに宿泊している。南パッタヤーとヂョームティアン海岸のちょうど中間に位置する岬の先端部分にあり、ホテルの隣にそびえ立っているパッタヤー第5海軍電波塔がある丘からは南北パッタヤーの海岸が一望できる。宿泊料金はバンコク都内の旅行代理店価格で1部屋3,400バーツだった。

タイ最高級ホテル「オリエンタル」噂の真相を垣間見る(両親のバンコク訪問4日目)

「イヤな気分になりたくなければオリエンタルホテルには行くな。あそこはアジア系の客を徹底的に差別している。従業員の態度はひどいし、日本人とはいえどもアフタヌーンティーのときに窓側の席に座らせてもらうのはまず期待できない。値段が高いだけの単なるムカツク古ぼけたホテルだ」(大手素材メーカーの日本人駐在員)

オカマショー「カリプソ・キャバレー」(両親のバンコク訪問3日目)

観光客向けのオカマショー劇場はバンコク都内だけでも2ヶ所ある。ひとつは高架電車アソーク駅とプローンポング駅のちょうど中間地点にあるMambo Cabaret Show、もうひとつは高架電車ラーチャテーウィー駅前にある4つ星ホテルAsiaのCalypso Cabaret Showで、今回、両親を連れて行ったのはCalypso Cabaret Showのほう。

観光客の視点に戻って眺めてみるバンコク(両親のバンコク訪問2日目)

観光ガイドブック「地球の歩き方」を読みながらターチャーング船着場の前を両親と歩いていると、トゥクトゥクの運転手が話しかけてきた。ガイドブックには、トゥクトゥク運転手が話しかけてきて「今日○○は休み」という嘘をつき、②観光客を騙して宝石屋に連れて行こうとするケースが詐欺の典型例として紹介されている。まさかこんなことが本当にあろうとは。

バンコクの観光資源と予算無制限4日間の旅(両親のバンコク訪問1日目)

両親が3泊4日の予定でバンコクにやってきた。僕がどのような場所で、どのような生活を送っているのか確認することを目的としている。できればバンコクの魅力を十分に満喫して帰国してもらいたいところだが、こんな特殊な観光資源しかないこの国を一般の旅行者にどのように紹介したら良いだろうか。この機会に観光客向けのバンコクの魅力について、改めて考えてみたい。