午前11時50分、ミャンマー国境にあるメーサーイ入国管理局の係官は、僕からの申し入れに対して一向に応じる気配を見せなかった。昼休みに入る10分前という、タイミングの悪さのせいだったのかもしれないが、この職員は窓口業務に従事することで飯を食っている。それがイヤなら、窓口業務がない警察中尉以上の階級で任官できる学士相当の学位を取るなり、転職するなり好きにすればいい。いずれにしても、僕の知ったことではない。
CATEGORY 各種法令
ICチップ搭載のあたらしい国民IDカード
新型の国民 ID カード(バットプラヂャムトゥワプラチャーチョン)では、旧式の国民 ID カードにあった宗教と血液型の欄が削除され、代わってそれぞれの項目に英語が併記されるようになった。 IC チップには、宗教、血液型、指紋形状(両手親指・右手人差し指)、最終学歴(教育機関名と学年)、職業(会社名と職位)、家族構成(親兄弟の氏名と国籍)など、さまざまな個人情報が登録されている。
バスターミナル難民
午後11時、すぐ近くで群れをなしていた集団が、午後6時発スリン行きのバスに乗り込んでいるところだった。定刻より5時間も遅れている。この様子では、午後10時発のウボンラーチャターニー行きが、いつ出発できるか分かったもんじゃない。
一時帰国
12日 午前中、東京・目黒にあるタイ大使館へ行ってタイ留学最後となる学生ビザを申請した。日本人の係官によると、出入国制限のない1年間有効の留学ビザは現在発給していないという。ビザの発給に必要な書類のうち、身元保証書と身元保証者のパスポートのコピーが欠けていたが、ビザを受領するときに提出すればよいと言われ、その場でパスポート、申請用紙、大学からの招聘状の3通を提出した。
深夜に客を選ぶタクシー
タイの娯楽施設は、サービス施設法(1966年)と革命評議会布告294号(1972年)によって、午前2時の閉店が義務付けられている。プララームガーオ通りの歩道はプララームガーオ8街路 (Royal City Avenue) の界隈にあるパブの閉店とともに若者たちで溢れかえり、片側3車線のうち2車線を占領して客待ちをしているタクシーへ次々と乗り込んでいく。
タイの徴兵制度
このブログに投稿されていた読者からの質問に答えるために、この友人に実弟なんかいただろうかと疑問に思いながらも、タイの徴兵制について詳しい話を聞いてみた。友人によると、タイの徴兵は抽選制で、4月から5月にかけてのこの時期に満21歳に達したタイ人の男子は役所へ出頭してくじを引かなければならないらしい。
入国管理局への無駄足
午後の講義を欠席してスワンプルー通りにある入国管理局へ出頭したところ、ビザの有効期限内に再入国資格をもらって出入国をした外国人は、直近の入国日から起算して90日後が申告の期限となるため、あらためて来年1月の下旬に来るように言われてパスポートを突き返されてしまった。
タイで盗難の被害に遭ったときの対処方法
友人が盗難の被害に遭ったのは、ブランド物のハンドバッグと、その中に入っていた携帯電話、クルマの鍵、財布、現金約4,500バーツ、国民IDカード、運転免許証、社員証、クレジットカード3枚、キャッシュカード1枚だった。窃盗犯は、その中から足がつきにくい携帯電話と現金だけを抜き取って、それ以外の物は捨ててしまうことが多いという。
ドーンムアング空港の税関を突破
検査機から出てきた荷物をすぐに台車に載せ替えて出口へ向かった。検査場の方から、なにやら大きな声が聞こえたような気もするが、もし何か問題があるようなら追いかけてくるはずだ。今回、税関検査が簡素化されて、パスポートの提示が義務づけられなくなったおかげで、約10万円の関税を払わずに済んだ。
学生ビザの更新とタイ警察の階級
女性担当係官の事務机には「จ.ส.ต.+ 氏名」と書かれたネームプレートがあった。通常、タイ語では氏名の前に称号や階級など(Mr. Dr.)などを書くことになっているから、จ.ส.ต.が警察の階級であることは容易に想像できる。しかし、新聞記事にほとんど登場することのない少尉以下の階級についてはまったく見当がつかなかった。
選挙日前の禁酒令
タイにおいて仏教や王室が関連する祝日の前夜にアルコール類の販売が禁止されるのは有名だが、選挙前夜にも禁止されるということは意外にも知られていない。あす行われるバンコク都の知事選挙を前に、バンコク都内ではアルコール類の販売が禁止された。
タイにおける日本人現地採用者の待遇に関する実態調査
タイの日本人社会において、タイにある日系企業の現地法人で直接雇用されている日本人は「現地採用」と呼ばれており、日本の親会社から出向というカタチで赴任してきている「駐在員」とは区別されている。現地採用者は親会社の人事とは一切関わりがなく、タイ人と同じようにタイの現地法人の従業員としてタイの労働法もとで就業することになる。
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