マミアオちゃんは、今春ケーラーングナコーン中等学校を卒業したばかりの18歳で、農地と水牛だらけの山間部から上京し、グローバル化が著しいバンコクで自立した生活を営むことを夢見ている。ところが、バンコクで「健康で文化的な最低限度の生活」を送るためには最低でも毎月5,500バーツは必要であり、正規労働者でも6,500バーツしかもらえないようなタイ人の高卒労働者が、ここで近代的な生活を手に入れようなんて夢のまた夢の話だ。
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タイで発禁になった売春ドキュメンタリー本「闇の中高生」
友人によると、闇の中高生は、陸軍テレビ(チャンネル5)で放送された売春ドキュメンタリー番組に出演した中高生たちのその後について継続取材をして、彼女たちが体験したことをまとめたエッセイ集で、その前年にタイで出版された เรื่องเล่าสาวไซด์ไลน์ (サイドライン娘のストーリー=現役女子大生やOLたちの売春実話)とともに世間を大いに騒がせたという。
タイの国論を二分している黄服派と赤服派
午前8時50分、プララームホック22街路にある友人が契約している安アパートの一室で、部屋のドアが開く音がして目を覚ました。友人が近所にある屋台へ行って、朝食のお粥と大量の葡萄を買って来てくれた。けっきょく50分も眠れなかった。そして、昨晩から夜を徹してずっと続いてきたマシンガントークがすぐに再開された。
世界同時不況にともなう自動車産業の不振とタイにおける一時帰休
日没後、スワンナプーム・バンコク国際空港に到着した。出発ロビーがある4階からタクシーに乗って、サムットプラーガーン市の中心部から東へ約2キロ行ったところにあるスィリラートサッター通りまで移動した。仏教寺院のワットナイウィハーンの東、約200メートルの地点で下車して、横幅1メートルほどの狭くて薄暗い路地に入った。現在、ワットナイウィハーンでは祭りが催されており、そこからヘタクソな素人演歌が聞こえてきた。
フワヒン旅行と新春の話題
午前11時10分、アユッタヤーの市街地にあるホテル「ウートーングイン」を出発して、昨晩こうむった精神的な大赤字をなんとか黒字に転換させるために、プラヂュワップキーリーカーン県にあるビーチリゾート「フワヒン」に滞在している友人たちの元へ向かった。
タイ大学めぐり その12
午前10時半、サヤームパラゴンで友人と合流して、バンコクから南東へおよそ250キロのところにあるヂャンタブリー処女降誕聖堂へ行き、その友人のギックでアイドルの高校生に会ってから、バンコクまで戻ってくる途中でバーングナー・トラート通りにあるフワチアオチャルームプラギアット大学(華僑崇聖大学)に立ち寄った。午後9時、スクンウィット53街路にある格安居酒屋「いもや」へ行って、別の友人たち3人と酒を飲んだ。
タイで事務職の適性がない労働力を雇い入れる
この友人は、日本国内で働いている同年代の日本人 OL たちより良い給料をもらっているため、自分の月給の一部を使って個人的な事務員を雇い入れて仕事の一部を任せている。巨大掲示板群「パンティップドットコム」に求人を掲載して、中等教育学校2年までの教育を受けた地方出身の女性(18歳)を、タイの労働市場における相場より若干高い月給7,000バーツで雇い入れていたという。
タイの陸軍に徴兵された友人を訪問してみた
午後12時35分、プラディパット通りにあるタイ陸軍近衛第1師団砲兵第1大隊の司令部が設置されている基地のゲートを通過した。ゲートには、タイ陸軍のスローガンである「国家、信仰、国王、そして国民のために」という文字が刻まれていた。高射砲第4中隊の司令部兼宿舎がある建物の前にクルマを駐めて、兵舎のブリーフィングルームで兵役に就いている友人から近況を聞いた。
リタイア後のタイ移住はオススメできない
日本で放送されている「リタイア後の海外移住」をテーマにしているようなテレビ番組では、若くて美しいタイ人女性といっしょに田舎で幸せな老後を送っている人々の姿が、微笑ましいのエピソードとしていくつも紹介されているが、いつ、その女性との契約期間が満了して、独りぼっちにさせられてしまうかなんて、本当に分かったもんじゃない。
バンコク郊外にある中間層向けの分譲住宅地
バブル景気の追い風に乗って、バンコク首都圏ではコンドミニアムや都市型ムーバーンの開発ラッシュが続いている。このムーバーンは、アソーク交差点から北北東に25キロも離れているパトゥムターニー県クローングスィーにある。すでに全戸が売約済となっているが、まだ半数以上が未完成のままで、仕事を終えて家路へ急ぐ建設作業員たちがムーバーンの入口へ向かって歩いていた。
タイでは結婚しても役所へ届け出ないことがある
日本では「結婚式→婚姻届」という手順を踏むのが一般的とされているが、バンコクの中間層は役所に婚姻届を提出しないことがある。その背景には、本気で愛し合ってるから同棲してきた → 同棲は結婚してるのと同じ → 結婚を証明する必要がない → 入籍する必要もない、という結婚に対するタイ人独特の価値観がある。友人によると、ほかにも経済的な理由があるという。
タイ人男性にとっての喫煙女性
午後11時30分、ナラーティワートラーチャナカリン15街路にあるパブ 15th Street で、トイレへ行く途中にほかの女性客のタバコが自分の手のひらに当たったせいで友人はとても不機嫌になっていた。
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