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民族主義的珈琲店「バーンライ」

午後6時、高架電車エーガマイ駅の前にある珈琲屋「バーンライ」で、それまで店内に流されていた音楽が突如中断され、客に起立を促す店員のアナウンスが流された。オレンジ色のポロシャツを着ている10人の店員たちが国旗掲揚台の前で一列に並び、そのうちのふたりが掲揚台のロープを握っていた。

スワンルム・ナイトバザール

地下鉄ガンペーングペット駅の前にあるヂャトゥヂャック週末定期市の小型版と聞いていたため、これまでまったく無関心だったが、聞くと見るとでは大違いだ。店舗の配置はたしかにヂャトゥヂャック週末定期市に似ているが、商品はどれも高品質で魅力的なものばかりだった。

学生寮街 その1

午前1時50分、プラチャーソンクロ23街路にあるホーガーンカータイ大学(タイ商工会議所大学)前の学生寮街で、友人は言った。こんな夜更けでも、街路は大学生の男女たちで賑わい、コンビニをはじめ、商店や屋台なども繁盛している。すこし歩けば、法令によって午前零時以降の販売が禁止されている酒類だって簡単に買うことができる。

上司は部下に食事をおごる

タイは完全な転職型労働社会であり、労働者の賃金は本人の能力と職歴によって決定されている。つまり、それなりの能力があれば、どんなに若くても能力相応のポジションと賃金が与えられるし、逆に能力がなければ、どんなに歳をとっていても賃金は一向に上がらない。

タイの地方における拳銃事情

チョンブリー県ムアングチョンブリー(人口193,736)の市街地をクルマで走行中、高速自動車国道7号線(モーターウェイ)を走っていたときに前方のドイツ車を時速140キロで煽り続けたことについて、友人たちが藪から棒に忠告をしてきた。

泰国義徳善堂と華僑報德善堂

とりあえずを焼き鳥を3本買って、地下鉄のスィーロム駅前でビニール袋から1本目の焼き鳥を取り出したところ、バイクタクシーの運転手のようなジャケットを着ている男のバイクが、赤色灯を回し、サイレンを鳴らしながら、プララームスィー通りからスィーロム通りへ猛スピードで入ってきた。

タイの公務員制度

夕方、ンガームウォングワーン通りにある粥屋「カーオトムウワンポーム」へ行って、友人とガイメットマムワング(鳥肉のカシューナッツ炒め)を突いていたところ、タイの公務員制度の話になった。

タイにおける銀行の個人向け多目的ローン

タイ政府の金融機関に対する規制緩和の影響で、バンコクの都内では最近、ノンバンクの支店が目に見えて増加している。銀行も個人向けのローンに力を入れるようになっており、タイ銀行大手のグルングタイ銀行では、個人向けローン事業を行っている子会社 KTC (グルングタイカード)の支店を都市部の繁華街に多数出店するなど、ブランドの浸透を図っている。

プラプラデーングの夜

午後11時頃、サムットプラーガーン県にあるプラプラデーング港では、近所に住んでいる中学生たちがシンナーを吸い、高校生たちが麻薬を取引し、男たちが壁にもたれかかって放心状態となっていた。ヂャーオプラヤー川に沿って設置されているベンチでは、停電しようものならすぐにでも行為を始めてしまいそうなカップルたちが鈴なりになっていた。

タイの討論番組 「トゥングルーク・トゥングコン」

自由な討論がおこなわれるテレビ番組は、ここタイでも放送されている。なかでも、ソーラユット・スタッサナヂンダー氏(バンコク大学報道学部卒業・39歳)が司会を務めている「トゥングルーク・トゥングコン」(子へ人へ, 平日23:00~24:30)の存在は特に際だっており、さまざまな社会的な問題をタイムリーに取り上げて、当事者や専門家を招き、事の真相を徹底的に追究していく報道姿勢は、タイの国民から幅広い支持を得ている。

タイ人が海外旅行に求めるもの (タイ人との香港旅行最終日)

日本人がバンコクの開放的な雰囲気に居心地の良さを感じているのと同じように、タイ人は自分たちの「あいまいな社会」をそれなりに気に入っている。ロサンゼルスに留学していた頃に同居していた友人のタイ人によると、タイ人は母国にいてもストレスを十分に発散することができるため、外国へ行くとかえってストレスが蓄積するばかりで、あまり良いことはないという。

タイ人が見た本物の中国人 (タイ人との香港旅行3日目)

階級社会のタイでは、直射日光を浴びるような仕事をしている人はヘボいとみなされている。そのため、肌の色が白い中国系のタイ人は、よほどの不細工でもない限り、いわゆるタイ族に対して必ず優位に立つことができる。ところが、どうやら漢民族であれば誰でも無条件に可愛いというわけでもないらしい。