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タイ史上最大の地震

あさ、聞き慣れない異音とともに目を覚ました。寝ぼけてはいたが、異常な事態が起きていることだけはすぐに理解できた。コンドミニアムの17階にある僕の寝室が外から建設機械のようなもので攻撃されているとは考えにくい。バンコクで地震が発生したという話は前代未聞だが、この感覚は日本にいた頃に体験したことがある地震そのものだった。

溝川ローイクラトング

ローイグラトング祭りは、スコータイ朝時代(西暦13世紀~15世紀)からタイに伝わってきた伝統的な祭りで、その起源はインドの民謡まで遡る。旧暦12月の満月の日に催され、人々は色とりどりの花で飾り付けしたバナナの幹を水辺に流し、水の精霊に罪の許しを請い、親戚縁者の幸福を祈る。

とある元セクシー歌手の逮捕

昼過ぎ、タニヤ通りにあるカレー屋「辛右衛門」へ行って料理の注文を終えると、友人がすぐに席を立って本屋がある方向へ走っていき、ゴシップ紙の Daily News を買って戻ってきた。いま友人たちのあいだで話題になっているニュースがあるという。

タイ人女性にとっての恋愛とその戦術について

タイでは、女性から告白することは破廉恥で屈辱的な行為であると考えられている。そのような事情もあって、西洋の文化であるバレンタインデーは、男性が女性に花をプレゼントする日となっている。タイ人の女性は、男性から愛を与えられることを願っているため、自発的に恋愛を成就させることについては日本人女性ほどこだわっていない。

タイにおける死亡保険金の不払い

適当に空いている椅子を見つけて腰を下ろし、カウンター越しの娼婦にビールを注文すると、暇そうにしていた別の娼婦が隣の席に来て話しかけてきた。今晩、姉が急用のためタイ東北部のローイエット県にある実家へ帰郷するという。詳しく話を聞いてみると、この娼婦の一家が抱えている問題が徐々に明るみになっていった。

タイ人労働者論

「タイ人の労働者は素直で従順だから楽でいい。でも、指示の内容を忠実に実行してくれないことには、ほとほと困り果てている」。タイに住んだことのある日本人であれば、このような愚痴は誰でも一度や二度は聞いたことがあるだろう。

タイにおける商業仏教とプラクルアング

「タイにおける仏教信仰は、いまや商取引の道具に成り下がってしまった」。ポーンチャイ・リキッタタンマロート氏のグループが発表した論文「プラクルアングとタイ社会:タイ人の生活環境に与えた影響に関する研究」によると、現在、タイでは仏教の商業化が懸念されているという。

学生ビザの更新とタイ警察の階級

女性担当係官の事務机には「จ.ส.ต.+ 氏名」と書かれたネームプレートがあった。通常、タイ語では氏名の前に称号や階級など(Mr. Dr.)などを書くことになっているから、จ.ส.ต.が警察の階級であることは容易に想像できる。しかし、新聞記事にほとんど登場することのない少尉以下の階級についてはまったく見当がつかなかった。

選挙日前の禁酒令

タイにおいて仏教や王室が関連する祝日の前夜にアルコール類の販売が禁止されるのは有名だが、選挙前夜にも禁止されるということは意外にも知られていない。あす行われるバンコク都の知事選挙を前に、バンコク都内ではアルコール類の販売が禁止された。

日本人中年男性がタイ人女性を殺害後に自殺した件についてタイのマスコミはこう報じた!

昼過ぎ、サヤームスクウェアの本屋へブワと出かけたところ、大衆紙「タイラット」の1面に日本人が絡んだ殺人事件が大々的に報じられているのを見つけ、すぐに手にとって記事に目を通した。この日記では、タイラット紙に掲載されていた記事のうち、氏名・年齢・住所・場所などの情報を削除して掲載する。

麻薬問題 第2回 外務省麻薬取締局上級顧問

きょうのタイ研究科の講座「麻薬流通論」では、政府側の意見を代弁する立場にあるタイ外務省の麻薬取締局上席顧問を招いて、タイにおける麻薬流通についての質問をぶつけた。先週のアメリカ人牧師による政府の麻薬政策に批判的だった講義とは対照的だった。

タイ人女性のアダルトビデオ出演と人権問題

バンコク都スワンルワング区に住んでいる AV 女優のネットちゃん(19歳)が今朝未明、わいせつ VCD 製造の共犯として警察に逮捕された。けさのニュースを見たクラスメイトたちのあいだでは、早くも「ネットちゃんは本当にカワイイか?」という議論が交わされている。