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正義というものについて考えるときの環境と発想の違い(友人のバンコク訪問 2日目)

日本では常識であるとか正義であるとかされていることが、外国でもそうであるとは必ずしも限らない。・・・・・・そんなことを考えながら、結局、僕は友人には説明しないことにした。何しろ、これだけの説明をするためには10分ぐらいの時間が必要だし、もしその論理を完全に理解してもらえたとしても、彼らはもうすぐ日本に帰ってしまうのだから意味はない。

ビザ延長か不法滞在かの選択

4日後の5月30日に滞在資格の期限が切れる。それまでにタイから出国して、ふたたびタイへ再入国するときにビザ免除プログラムを利用して30日間の滞在許可をもらうか、もしくはタイ国外のタイ大使館領事部へ行って教育ビザの再発給を受けるかのどちらかを選択する必要がある。

「世の中が平等だなんていうのは妄想にすぎない」

このクラスメイトは裕福な家庭で育ち、大学2年の頃から父親に買ってもらったベンツで通学しているという。それだけに、自分が抱えている経済的困難を正当化するための自己完結型の屁理屈に陥ることなく、何の躊躇もなく思いっきり強者の論理を振りかざしている。基本的には僕もこのクラスメイトの主張に賛成しているが、それでも念のために一応忠告しておいた。

「日本人は愛国主義者だ」

日本人愛国主義者説。タイ人とフツウにコミュニケーションがとれる日本人であれば、バンコク生活のなかで一度は聞く仮説もしくは風評だ。その根拠は、日本人が日本製品をこよなく愛し、日本国に対して絶対の自信を持っていることとされている。

韓国人お断り

日曜日の夕方。オフィスビル「エンポリアムタワー」にある珈琲屋 Starbucks Coffee で50バーツの Coffee of the day を啜りながら時間をつぶしている。ブワのヨガ教室が終わる午後4時までに、溜…

タイ式結婚式 その2

午前8時、バンコク都南部のヤーンナーワー区にある庶民的なコンドミニアムの地下駐車場にクルマを止めた。駐車場所を巡って向かいにあったミニマートの店主と口汚い口論をしてから、新郎の案内で今にも止まりそうなエレベータを上がったところに、中国的な音楽を大音量で流して場の雰囲気を盛り上げている新婦一家の部屋があった。

革命団布告第252号の運用強化と深夜営業制限の厳格化

飲食店の営業時間を規制することの是非について、タイのマスコミでは以前から頻繁に取り沙汰されていた。その営業時間規制が、いよいよ現実のものとなりそうだ。報道によると、タイ政府は社会の風紀を正すため、一般の飲食店の営業時間を午前零時までに制限するとともに、青少年が対象の夜間外出禁止令の運用を厳格化するという。

日本なんてもうイヤだ

オシャレで先進的な日本に憧れて日本語の勉強を始めた外国人が、日本語が理解できるようになって日本人について知る機会が増えていくにつれて日本のことが嫌いになっていく、というのは、本当によくある、ごくありふれた話だ。友人によると「日本人労働者はタイ人労働者をあまりにもナメすぎている」という。

鳥インフルエンザ タイ人の受け止め方

タイでも鳥インフルエンザが猛威をふるっている。テレビのニュースでは、政府から全頭処分を命じられた養鶏場の主人が困り果てている姿、しばらく鶏肉を食べずに様子を見ると話す市民の声、カーオマンガイ屋台の売り子の嘆きなどが連日のように報じられている。

自賠責保険の更新

自賠責保険を支払うためにスクンウィット101街路にある運輸省陸運局バンコク第3地区事務所へ出かけた。運輸事務所の受付カウンターに書かれていた指示にしたがって、階段を上って2階の17番カウンターへ行き、パスポートと自動車所有者証を提出したところ、受付カウンターへ行って整理券をもらうよう指示されたので、受付カウンターの職員に自動車所有検証を提示した。

タイ国内の経済格差

どこの国にも首都圏と地方都市のあいだにはそれなりの経済格差があると言われているけれど、タイにおける経済格差は日本の比ではない。その要因は、地域間における経済発展と教育の格差。もちろん地価にも明らかな差がある。

国民身分証 前編 2526年改正国民身分証法

すべてのタイ人には「2526年改正国民身分証法」で国民身分証の携帯が義務づけられている。他人の国民身分証を行使した者には10,000バーツ以上100,000バーツ以下の罰金(罰金を支払えない場合は懲役)、国民身分証を偽造して行使した場合には2年以上の懲役または40,000バーツ以上300,000バーツ以下の罰金が科せられる。