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バンコク国際 ICT 博とタイ人向け大部屋カラオケ

当然のことながら、新規の先端技術が発展途上国でおこなわれる展覧会で発表されるはずもなく、それどころかブースと呼べるようなものすらなかった。個人的に興味を持てたのは、大手通信会社の True が提供している PCT のパケット通信量無制限サービスぐらいだった。約1時間で会場を後にして、ほかの友人たちと合流した。

無題

きょうは午前10時半に起床した。昨晩、タイの討論番組を友人から紹介してもらい、そのバックナンバーを朝まで通しで見続けたため起きることができず、午前中の講座「タイ文化論」に出席することもできなかった。それでも、討論番組をつうじてさまざまな有益な情報が得られたので良しとしておきたい。

無題

午後、ヂュラーロンゴーン大学の文学部へ行ってイスラーム研究の講義に出席した。その後、スィーロム通りの珈琲屋に寄って理学書の翻訳をするつもりだったが、きのうまでの香港旅行の疲れがまだ残っていたため帰宅した。スクンウィット13街路にある住まい Sukhumvit Suite 17階の自室で友人ととりとめもない話をして一日を締めくくった。

そしてタイの富豪たちを目の当たりにする

ひとにはそれぞれ身の丈にあったサイズの服があるという。しかし、きょう僕が着た借り物の服は、平安時代にあった女性用の宮廷衣装「十二単」より重く、裾を何十メートルも引きずって歩からなければならないような大げさな代物だった。友人は「何事も経験をすることが重要だ」と言うが、分不相応な場所に図々しく居座り続けるのも楽じゃない。

富豪はすぐ身近に

この世界にいると、ときどきダイニングテーブルに頭から突っ伏したくなるときがある。もちろん、実際に突っ伏してテーブルの上に乗っている料理を台無しにしてしまうわけではないが、あまりの勢いに、鼻先を擦り剥いてしまったかのような気分になるのはなぜだろうか。

無題

あさ、スクンウィット13街路にある住まい Sukhumvit Suite 17階の199号室で、リビングルームのソファーに寝っ転がりながら、ひとりでテレビを眺めていたところ、突然、テレビの画面に満面の笑みを浮かべている東南アジア研究科の主任教官の姿が現れた(ミャンマー紀行番組の予告編だった)。

無題

スィーロム2/1街路にある日系のカレー屋へ行って友人たち2人と夕食をった。さすがに同性愛者のメッカと呼ばれているソーイだけに、店員たちはもちろん同性愛者だし、店に置いてある書籍類も同性愛者向けのものばかりだった。もし男だけでこのソーイに足を踏み入れていたら、とんでもなく厄介な問題に直面していたに違いない。

無題

午後、スィーロム通り沿いにある珈琲屋 Bug and Bee へ行って、先日来の懸案となっていた理学書のタイ語訳を友人に協力してもらって完成させてから、スクンウィット20街路にあるドイツ風居酒屋で別の友人と夕食をとった。

タイ語の理系文献は外来語に支配されている

タイ語は外国語の語彙をそのまま借用しているため、どれだけタイ語が読めたとしても、専門分野の英単語を知っていないとタイ語の専門書は理解できない。タイの小中学生たちがこんな外来語だらけの教科書を見たら、拒絶反応を起こして勉強する気も失せるのではないだろうか。

○○○○○○○宮殿の内側に入る

午後、たとえタイの政財界を牛耳っているタイの首相、タックスィン・チンナワット警察中佐が強制力を全力で行使したとしても、個人の希望だけでは絶対に入ることが許されない○○○○○○○宮殿の内部を見学することができた。この施設は、タイでもっとも入場が困難な施設のトップ5に入る。

日本料理店の接客係は傍若無人な日本人客に失望している

バンコクに住んでいる日本人であれば、誰でも一度は日本人向けサービス業の接客の質の低さに何らかの疑問を抱いたことがあるだろう。ハッキリ言って、日本人向けのサービスとタイ人向けのサービスのあいだには、接客の質という点で雲泥の差がある。

無題

きょうは講義を欠席して、スクンウィット13街路にある住まい Sukhumvit Suite 17階の自室で病人としての一日を過ごした。夕方ごろ、友人がお粥を持って見舞いに来てくれた。