留学3年目を迎えたいま、先行き不透明な日本でキャリアを重ね、安定した老後を迎えるまでの道筋について、真剣に検討するべきときが来た。数ヶ月前、僕には3つの選択肢があった。それぞれの実現可能性を十分に吟味したうえで、もっとも安全で、かつ、仮に失敗しても容易に修正できる進路について慎重に慎重を重ねて検討した。
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就職活動のために日本へ一時帰国する
先日来修理に出しているノートパソコンが一向に戻ってくる気配がないため、この3ヶ月間の大学の夏休みを利用して日本へ一時帰国し、ノートパソコンを新たにもう一台購入して就職活動をはじめることにした。空港まで見送りに来てくれた友人にノートパソコンの修理代として1万バーツを預け、早朝の便で日本へ飛び立った。
無題
当初の予定では、就職活動のために、きょう日本へ一時帰国するつもりでいたが、一日だけ延期することにした。友人から借りていたノートパソコンを返却する必要があったし、どうせなにかの気まぐれで事前の予約なく空港へ行ったとしても、空港でスタンバイすれば飛行機に乗ることはできる。
無題
おとといの夕方に、かれこれ12日間にもおよんだミャンマー旅行からようやく解放され、すぐにでもバンコクライフを満喫したいと渇望していたが、実はまだ未提出のままになっているペーパーがあるため、スィーロム通り沿いにある珈琲屋へ行って、旅行前と同じように友人たちと深夜までキーボードを叩き続けた。
ついに晴れて自由の身になる
夜、トーングロー15街路にあるショッピングモール J-Avenue に入っている大戸屋に寄って久々にまともな日本料理を食べた。コンドミニアムへ戻るタクシーのなかで12日ぶりに回復した自由をひしひしと噛みしめていたが、長旅による疲れのせいで友人と会う気も起こらず、素直にスクンウィット13街路にある自室に戻ってシャワー室へ直行した。
タイのアイドル
スィーロム通りにある珈琲屋には、午前2時頃になるとアイドルのボーンルーンちゃんがやってくる。彼女が出演している映画には、わくわくどきどき、タイ焼きそばの花嫁、グラビー幽霊の氾濫などがある。さわやかで元気いっぱいなイメージで売り出し中のアイドルだが、普段から僕たちが目撃しているのは、そのイメージとは正反対の、ナゾの中年男性との密会だ。
ミャンマー旅行の心得
東南アジア研究科のミャンマー調査旅行が2日後に迫っているなか、なんの連絡もなく、おかしいと思っていたところ、きのうの夕方になってようやく説明会の案内が来た。ここのところ夜明けまで珈琲屋に籠ってタームペーパーを書くのが日課となっていたため、午前9時に起きるのは本当に辛かった。
バンコクの朝
午前6時10分、あす発表する予定のプレゼンテーション資料を作り終えてから、スィーロム通り沿いにある珈琲屋 Coffee Society の外へ出てみると、すでに空はうっすらと明るくなりはじめていた。ついさっきまでスィーロム通りの歩道を埋め尽くしていた土産物屋台の姿はすでになく、あたりに散乱していたビニール袋やタバコの吸殻などもきれいに片付けられていた。
テスト前の珈琲屋
ペーパーを書きながら友人が到着するのを待っていたところ、文学部で中国語を専攻している学生が話しかけてきた。ちょうどその隣にいた学生が政治学部で地域研究をしていると聞いて、先日クラスメイトと探したときに見つけられなかったタイ語バージョンの地域研究の入門書について尋ねてみたところ、学部では講師が用意した補助プリントで対応しているという。
日常的拷問体験 同性愛者による情欲的な眼差し
同性からまるで目で犯されているかのような状況に耐えられなくなり、とうとうあらぬほうに向かってラムカーン(鬱陶しい)と叫んでしまった。彼らの非常識な行為は本当に許し難いが、法に触れるような行為ではない以上、あからさまな抗議の声を上げるわけにもいかず、こうでもするほかに事態を改善するための方法が思いつかない。
いま何のために何をしているのか
自分の将来を左右するような重大な計画を立てて実際に実行へ移すときには、事前にその目的を明確にして、そこから期待できる結果についても十分に検討しておきたい。さもないと、目的を達成するまでに気が遠くなるほどの時間的なロスを強いられることになるし、なにも成し得ないまま目の前が真っ暗になるような思いをすることになるかもしれない。
おしらせ
2005年2月20日から25日までの日記は、下書きが現在修理中のノートパソコンに保存されているため、更新できない状況にあります。ノートパソコンが手元に戻り次第、この6日分の日記を更新します。
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